Krita
Krita とは
Linuxのデスクトップ環境等で知られるKDEプロジェクトの一環として開発され、フリーでダウンロード公開している画像編集ソフトです。
オープンソース化されており、GPLライセンスで配布されていますが、開発とサポートの為のKrita財団が設立され、自動アップデート機能を持った有料版や寄付により資金を得ています。
どちらかと言えばペイント機能を重視していますが、調整レイヤやHDR画像にも対応するなど、フォトレタッチ機能も十分に持っています。
必要環境
OS:Windows 8.1/10/11
RAM:4GB
その他:OpenGL 3.0以上、Direct3D 11
機能
- 補正(ASC-CDLカラーバランス、CMYカラーバランス、クロスチャンネル補正、HSV補正、レベル補正、カラー補正カーブ)
- フィルタ(ぼかし、エッジ検出、シャープネス)
- 自動調整(コントラスト)
- トリミング、リサイズ、回転、左右/上下反転
- レタッチ(画像補完)
- レイヤー処理
ダウンロード方法
- Kritaのホームページに行きます。
- Kritaのホームページが表示されますので、画面上部メニューの「ダウンロード」をクリックします。
- ダウンロードページが表示されますので、「WINDOWSインストーラ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
インストール方法
- ダウンロードしたファイルを、ダブルクリックして実行します。
- インストール時の言語選択ダイアログが表示されますので、Englishのまま「OK」をクリックします。
- インストール開始画面が表示されますので、「Next」をクリックします。
- 使用許諾契約が表示されますので、"I accept the terms of the License Agreement"にチェックを入れて、「Next」ボタンをクリックします。
- インストール先指定画面が表示されますので、特に問題ない限り、そのまま「Next」をクリックします。
- インストールするコンポーネント選択画面が表示されますので、シェル拡張機能の要否に応じてチェックを外し、「Next」をクリックします。
- スタートメニュー・フォルダー選択画面が表示されますので、特に問題ない限り、そのまま「Next」をクリックします。
- インストール準備完了画面が表示されますので、デスクトップアイコンの要否に応じてチェックを外し、「Install」をクリックします。
- 暫くするとインストールが完了しますので、「Next」をクリックします。
- インストール完了画面が表示されますので、「Finish」をクリックして完了です。
使用方法
- Windowsのスタートメニューから、Kritaを起動します。
- Kritaの画面が表示されますので、メニューバーの「ファイル」−「開く」を選択します。
- ファイル選択ダイアログが表示されますので、編集したいファイルを選択し、「開く」をクリックします。
- トリミングを行うときは、画面左のツールアイコン群の下の方にある矩形選択ツールを選択し、トリミング範囲をマウスでドラッグして点線で囲った後、メニューバーの「画像」−「選択範囲にトリミング」を選択します。
- リサイズを行う時は、メニューバーの「画像」の中の「画像を新しいサイズにスケール」を選択し、表示されたダイアログボックスでpxやパーセント等の寸法指定種類の選択と数字入力をを行い、「OK」をクリックします。
- 補正を行う時は、メニューバーの「フィルタ」−「調整」の中の「自動コントラスト」「色のバランス」「クロスチャンネル補正カーブ」「HSV補正」「レベル補正」「カラー補正カーブ」など、必要な処理を選択します。
- 処理が完了したら、画面上メニューの「ファイル」−「保存」または「名前を付けて保存」を選択します。